ジェナカウスキー米FCC委員長が退任へ、後任未定-関係者

通信・放送事業を監督する米連邦通 信委員会(FCC)のジェナカウスキー委員長が退任する見通しだ。事 情に詳しい関係者が明らかにしたもので、FCCは委員5人中2人が空 席となる。

同当局者が匿名を条件に語ったところによると、ジェナカウスキー 委員長は22日に退任を発表する。FCCのグレース報道官はコメントを 控えた。

オバマ米大統領はジェナカウスキー委員長の後任を、同委の民主党 系委員2人の一方か、もしくは上院の指名承認を経て就任する2人の新 委員から選ぶことができる。同委では共和党系委員のマクドーウェル委 員が数週間後に辞任すると20日に表明。このため、オバマ政権は民主党 候補1人と共和党候補1人の指名を同時に進めることができ、両候補に ついて上院の指名承認を獲得しやすくなると、ビンガム・マカチェンの パートナー、アンドルー・リップマン氏は指摘した。

ジェナカウスキー委員長は高速無線インターネットサービス(モバ イル・ブロードバンド)へのアクセス拡大に重点を置いていた。新 FCC委員長にはモバイル・ブロードバンド用の周波数競売の実施など の課題が待ち構えている。テレビ放送局が自発的に手放す周波数の競売 は来年にも実施される可能性がある。

また、巨大キャリアとの競争を促す観点からFCCは業界4位のT モバイルと5位のメトロPCSコミュニケーションズの統合を承認。ソ フトバンクによるスプリント・ネクステル買収の審査も順調に進んでい る。

原題:FCC Chairman Said to Be Leaving Agency With No Word on Successor(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE