世界の携帯電話台数、トイレの数上回る-国連水の日の課題

地球上には清潔なトイレより携帯電 話の数の方が多い。それは、20周年を迎える3月22日「国連世界水の 日」に各国政府が直面している最も厄介な課題の一つだ。

こうした発展上のジレンマ解決にリーダーたちはこれまで手こずっ ており、同日はオランダのハーグに一部が集まり水資源問題について協 議する予定だ。国際電気通信連合によると、世界には携帯電話が約60億 台ある。一方、地球上の全人口約70億人のうち清潔な飲料水が不足して いる人は約12億人、排水処理システムを利用できない人が約24億人い る。

統計によれば、少なくとも3人に1人はトイレがなく、清潔で安全 なトイレが利用できないことに起因する疾病による死者数は、エイズウ イルス(HIV)とマラリア、結核への感染による死者の合計を上回 る。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによれば、米国 人が5分間のシャワーで利用する水の量は、発展途上国のスラムで1日 に使用される1人当たりの平均水量より多い。

原題:World With More Phones Than Toilets Shows UN’s Water Challenges(抜粋)

--取材協力:Peter S. Green、Matt Craze.

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