欧州株:3週間ぶり大幅安、ドイツ製造業が縮小-ランクセス安い

21日の欧州株式相場は3週間ぶりの 大幅安。ドイツで製造業活動が今月に予想に反して縮小したことが示さ れ、これが嫌気された。キプロスでは、アナスタシアディス大統領を中 心にユーロ圏から支援を確保するための代替策策定が急がれている。

ドイツの化学メーカー、ランクセスは1年5カ月ぶり大幅安。第1 四半期のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)が 前年同期を下回るとの見通しが売り材料。独経営管理ソフトメーカーの SAPは2.1%安。一方、独化学品販売会社ブレンタークは昨年12月以 来の大幅高。通期利益がアナリスト予想を上回った。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の294.47。年初来では依 然5.3%上げている。

クッツ(チューリヒ)のノーマン・ビラミン最高投資責任者 (CIO、欧州担当)は「投資家らはキプロス問題だけでユーロ危機が 再燃することはないと判断した」と述べた上で、「講じられつつある手 段やアプローチを考えると、ユーロ圏当局者が取り組む将来の問題のリ スクを一段と大きく高めていると思われる」と続けた。

この日の西欧市場では18カ国全てで主要株価指数が下落した。

3月のドイツ製造業景気指数は48.9と、事前予想に反して低下。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の中央値では50.5 が見込まれていた。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

原題:European Stocks Decline as German Manufacturing Misses Forecasts(抜粋)

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