キプロス銀行向けの流動性、救済合意なければ来週停止-ECB

欧州中央銀行(ECB)は21日、キ プロスの銀行向けの緊急資金供給について、救済をめぐる国際的な債権 団との合意がない限り26日以降は停止する方針を示した。

ECBは「政策委員会が緊急流動性支援(ELA)の現行水準 を2013年3月25日の月曜日まで維持することを決定した。その後につい ては、当該銀行の支払い能力を確実にするような欧州連合(EU)・国 際通貨基金(IMF)のプログラムが整備された場合に限りELAを検 討することができる」との声明を電子メールで配布した。

キプロス議会は今週、ユーロ圏各国の財務相らが救済の条件として 設定した58億ユーロ(約7200億円)を集める銀行預金税徴収法案を否 決。キプロスの銀行は25日まで休業が決まったため、IMFとEU、 ECBの3者は同国の銀行セクター崩壊を防ぐ措置をそれまでに取りま とめようとしている。

キプロス国債は格下げに伴い昨年6月にECBオペの担保として不 適格になっており、国内銀行はキプロス中銀によるELAに頼ってき た。ELAはECBの許可が必要だが、ECBは今年1月に2カ月の延 長を認めていた。

原題:ECB to Cut Cypriot Bank Funding Next Week Unless Bailout Agreed(抜粋)

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