コーヒー焙煎、アラビカ種の利用増える見込み-価格差縮小で

アラビカ種コーヒー生豆とロブスタ 種との価格差が4年ぶりの低水準まで縮小している。このため、コーヒ ー焙煎業者が高品質のアラビカ種の利用を増やすとの見方が広がってい る。

アラビカ種とロブスタ種の先物の価格差は19日、35.4セント と、2011年5月の1.89ドルから縮小した。米カトゥーラ・コーヒーの取 引担当ディレクター、ロドリゴ・コスタ氏は、価格差が35セントを維持 すればアラビカ種への移行が始まる可能性が高いとみている。移行には 数カ月を要すると予想している。

ブルームバーグがアナリスト6人を対象に実施した調査の中央値で は、アラビカ種の10-12月(第4四半期)の価格は1ポンド当たり平 均1.57ドルと、現在の水準を18%上回ると見込まれている。ロブスタ種 は3.6%下落し1トン当たり2075ドル(1ポンド当たり94セント)とな る見通し。

オーストラリアのマッコーリー・グループによれば、ロブスタ種の 市場シェアは昨シーズンに46%に拡大し、少なくとも06-07年以降で最 大となった。ロブスタ種の最大の輸出国、ベトナムで干ばつによる来シ ーズンの収穫への影響が懸念されているため、ロブスタ種は今年に入っ て12%上昇。一方、アラビカ種は供給が回復するとの見方から7.1%下 落している。

原題:Arabica’s Allure Returning for Roasters After Rout: Commodities(抜粋)

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