NZ:10-12月成長率は3年ぶり高水準、干ばつで上期は鈍化も

ニュージーランド(NZ)の昨年10 -12月(第4四半期)の経済成長率は3年ぶりの高水準となった。建設 業と小売業がけん引した。同四半期は農業生産が上向いたが、同国はそ の後、過去30年で最悪の干ばつに見舞われている。

NZ統計局が21日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)は前 期比1.5%増加。NZ準備銀行(中央銀行)の予想(0.8%増)の2倍近 い伸びとなった。7-9月(第3四半期)は0.2%増。ブルームバー グ・ニュースが集計したエコノミスト10人の予想中央値は0.9%増だっ た。

最大の酪農地帯がある北島全域の乾燥状態が牛乳生産に響き、農業 関連支出が抑制されることにより、成長率は今年1-6月(上期)に鈍 化すると見込まれている。準備銀は先週、地震の被害を受けたクライス トチャーチの復興事業による恩恵が干ばつとNZドル高で相殺されてい るとし、年内は政策金利の引き上げを見込んでいないと表明した。

バンク・オブ・ニュージーランド(BNZ)のシニアエコノミス ト、クレイグ・エバート氏は統計発表前に、「干ばつとNZドル高は大 きなブレーキだ」と指摘した。BNZは先週、干ばつの悪化を理由に1 -6月の成長率見通しを下方修正している。

原題:N.Z. Grows at Fastest Pace in 3 Years on Christchurch Work (1)(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie、Susan Li.

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