米上院:9月末までの暫定予算案可決-政府機関の閉鎖回避へ

米上院は20日、2013会計年度(12 年10月-13年9月)の残りの期間を対象とした暫定予算案を可決した。 政府機関閉鎖の回避に向けた法案で、超党派での異例の妥協が成立し た。

上院は賛成73、反対26で暫定予算案を可決し、下院に送付。共和党 主導の下院も21日に同法案を可決する見通しで、オバマ大統領が署名 し、成立する。現行の暫定予算は3月27日に失効することになってお り、議会が行動しなければ政府機関は資金不足に陥る恐れがある。

リード米上院院内総務(民主、ネバダ州)は「上院にとって非常に 良い1日となった」と述べ、「暫定予算案は妥協のなせる技だ」と語っ た。

超党派による暫定予算案可決を受け、今後は14会計年度予算の上院 民主党案をめぐり、党派色がはるかに強い議論が繰り広げられることは ほぼ確実。下院共和党は10年間で財政赤字解消を目指したライアン予算 委員長の財政再建案の協議を開始している。

上院は採決後直ちに、今月初めに始まった1兆2000億ドル(約115 兆円)の強制歳出削減の修正に重点を置いた代案の検討に入った。強制 歳出削減の代わりに富裕層増税と国防や農業などの歳出削減を行う内容 で、承認されれば、上院では09年以来の予算決議可決となる。

原題:Senate Passes Legislation to Avoid U.S. Government Shutdown (2)(抜粋)

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