英財務相:13年の成長率予想を従来の半分に下方修正

オズボーン英財務相は2013年の英経 済成長率の予想を従来の半分に下方修正した。また法人税を引き下げる ことを明らかにした。

同相は20日、議会での予算演説で、予算責任局(OBR)の予測を 引用する形で今年の国内総生産(GDP)成長率の予想を0.6%と、従 来予想の1.2%から引き下げた。14年については1.8%に下方修正(従来 予想は2%)、15年は2.3%とした。

オズボーン財務相は「期待よりも長くかかってはいるが、正しい軌 道をしっかりと維持する必要がある」と言明。「キプロスで今週起きた 問題は、危機が過ぎ去っていないことを示す新たな証拠だ。極めて憂慮 すべき状況が続いている」と述べた。

12年10-12月(第4四半期)のGDP改定値は前期比0.3%減とな った。最近の経済指標を受け景気低迷は今年1-3月(第1四半期)も 続いているとの懸念が強まっている。20日発表された2月の失業者数は 予想ほど減少しなかった。

オズボーン財務相は「正直に言って、ユーロ圏で新たな経済の嵐が 起きれば、英国経済の運命は再び大打撃を受ける」と指摘した。

財政赤字については、今年度は対GDPで7.4%、13年度(13年4 月-14年3月)は6.8%に縮小するとの見通しを示した。借入所要額 は13年度が1080億ポンド、14年度は970億ポンドになると予想した。

法人税率については15年4月から、従来より1ポイント引き下 げ20%にすると表明した。

原題:Osborne Says 2013 GDP Forecast Cut in Half, Cites Euro Risks (2)(抜粋)

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