キプロスは主要な問題ではない-米ブラックロックCEO

世界最大の資産運用会社、米ブラ ックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は、キプ ロスは主要な問題ではないと述べた。また、米国の株式について景気回 復を背景に今年は20%上昇しようとの見通しを示した。

フィンク氏は香港でブルームバーグテレビジョンとのインタビュー に応じ、キプロス問題はやや象徴的な意味で欧州に影響を及ぼすもの の、「実際には主要な経済問題ではない」と指摘。「欧州が域内に弱さ を抱えているとの印象を与え、また、解決には複数年を要することを再 認識させる」と強調した。

ただ、欧州はキプロスをめぐる問題で一定の解決策を見いだすこと になろうとの見方を明らかにした。

一方、フィンク氏は円相場について、年内は1ドル=95-100円の レンジで安定的に推移しようと予想。また通貨安競争をめぐる懸念を否 定し、「日本が取り組んでいることはみんなが大声で騒ぐほど重要な影 響を与えるとは思わない」と説明した。その上で、数年前まで中国は為 替操作国と思われていたし、米国も同じ慣行に従ってきたとの考えを示 した。

また日本の株式市場に触れ、依然、投資不足の状態にあるとし、日 本政府のデフレ脱却の取り組みを追い風に日本企業は過去最高益を計上 しようと語った。

原題:BlackRock’s CEO Fink Says Cyprus Is Not a Major Problem (2)(抜粋)

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