NY原油:反落、キプロス議会の預金課税法案否決で売り

ニューヨーク原油先物相場は反落。 キプロス議会が銀行預金に課税する法案を否決したことを受け、欧州債 務危機が深刻化するとの懸念が強まった。北海ブレント原油との価格差 はバレル当り15ドル未満に縮小した。

欧州の当局者はキプロス救済の条件として預金への課税を通じて58 億ユーロ調達するよう求めていたが、同国のアナスタシアディス大統領 は議会の承認を得ることができなかった。ユーロは対ドルで3カ月ぶり の安値に下げた。

プレステージ・エコノミクス(テキサス州オースティン)のジェイ ソン・シェンカー社長は「キプロスの問題でドルが上昇、商品に下押し 圧力がかかった」と指摘。「この日のキプロス採決はユーロ圏の状況が いかに不安定であるかを浮き彫りにしている。今年は欧州情勢が原油に とって大きな下向きリスクだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比1.58ドル(1.69%)安の1バレル=92.16ドルで終了。先月21日以来 の大幅下落となった。4月限は20日が最終取引日。5月限はこの日1.59 ドル安の92.52ドル。

原題:Oil Tumbles After Cypriot Lawmakers Reject Tax on Bank Deposits(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Wael Mahdi.

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