インド株:3週ぶり大幅安、政局混迷で-通貨・国債も安い

19日のインド株式相場は3週間ぶり 大幅安となった。連立政権から中核政党が離脱したほか、インド準備銀 行(中央銀行)が追加の金融緩和余地は限定的との見解を示したことが 手掛かり。国債と通貨ルピーも売られた。

ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種指数は前日 比285.10ポイント(1.5%)安の19008.10で引けた。これは先月28日以 降で最もきつい下げ。

ルピーはドルに対し0.4%下げ1ドル=54.3750ルピー。インド国債 (表面利率8.15%、2022年6月償還債)の利回りは2ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上げ7.92%となった。

シン首相率いる連立政権を支えてきたドラビダ進歩同盟(DMK) の連立離脱に伴い、同政権の議席は過半数に44議席足りなくなる。この 結果、外国からの年金や保険への投資を促進する法案などの通過が一段 と困難になる。インド中銀はこの日、政策金利であるレポ金利を7.75% から7.5%に引き下げることを決めた。その一方で追加金融緩和の余地 は限定的との認識を示した。

個別銘柄ではインド最大の銀行、インドステイト銀行が2.1%下げ たほか、インド石油ガス公社(ONGC)は2.5%安。世界最大の製油 所を所有するリライアンス・インダストリーズは1.1%下落。国内最大 の発電機メーカー、バーラト重電機は5.1%下げ、2006年7月以来の安 値を付けた。

原題:Indian Stocks, Bonds, Rupee Drop as Singh’s Biggest Ally Quits(抜粋)

--取材協力:Shikhar Balwani、V. Ramakrishnan、Jeanette Rodrigues、Manish Modi.

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