3月の独ZEW景況感は48.5、予想外の改善-3年ぶり高水準

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた3月の独景況感指数は予想に反して改善し、3年 ぶりの高水準に達した。同国の景気回復への期待の高まりを示した。

ZEWが19日発表した3月の期待指数は48.5と、前月の48.2を上回 り、2010年4月以来の高水準となった。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト40人の予想中央値では48.1への小幅低下が見込まれ ていた。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、昨年10-12月(第4四半期) に0.6%縮小した同国経済がプラス成長に回復すると予想。同国のIf o経済研究所が先月発表した2月の企業景況感は4カ月連続で改善し た。ただ、イタリアの政局混迷やキプロスの銀行取り付け騒動懸念が金 融市場を揺るがしており、ドイツ最大の輸出市場であるユーロ圏の景気 回復が頓挫しかねない。

ソシエテ・ジェネラルのシニアエコノミスト、アナトリ・アネンコ フ氏(ロンドン在勤)は「ドイツの1-3月はかなり良くなるとまだ思 っているが、4-6月(第2四半期)に関してはより慎重だ」と述べ、 「イタリア選挙の結果が投資家に影響を及ぼしているほか、キプロス情 勢も信頼感に作用するかもしれない」と続けた。

ZEWによれば、3月の現状指数は13.6と、前月の5.2を上回っ た。

今月の調査では、回答者245人のうち13%が18日に回答した。同日 はキプロスが銀行預金に課税するとのニュースで、ユーロが年初来安値 を付けたほか、株価と商品相場も大きく下げた。

原題:German Investor Confidence Unexpectedly Rises to 3-Year High (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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