西武HD:サーベラスTOBに反対表明へ、有識者会議委員も見解一致

米投資会社サーベラス・グループが 株式公開買い付け(TOB)を掛けている西武ホールディングスは、 TOBに反対の意見を表明する。西武HD有識者会議委員の古森重隆富 士フイルムホールディングス会長兼CEOが19日明らかにした。

この日の有識者会議初会合に出席した会社側から立場の表明があっ たとしている。公共性の高い西武HDの株式3分の1超を特定株主が持 つことは好ましくないと、古森氏も会合後に記者団に述べた。葛西敬之 JR東海会長、清野智JR東日本会長、笠間治雄前検事総長の全委員 も、TOB反対を会社に助言することで一致した。TOBは会社側の同 意がないといわゆる敵対的になる。

西武HDをめぐっては、株式32%超を持つ筆頭株主のサーベラスが TOBで出資比率を36%超に上げることを目指している。3分の1超を 持つ株主は株主総会で特別決議を否決できる。西武HDは経営の最優先 課題に株式早期上場を掲げており、古森氏も西武HDは早期の株式上場 が必要だとの見解を示した。

最大191億円のサーベラスによる西武HDへのTOBは1株1400円 で4月23日まで。サーベラスはTOBを表明した11日に、五味広文元金 融庁長官、生田正治元日本郵政公社総裁、白川祐司元日興シティグルー プ証券会長の3人を西武HDの6月の株主総会で取締役に推すことも発 表している。

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