インド中銀:今年2回目の利下げ-追加緩和余地は限定的

インド準備銀行(中央銀行)は19 日、投資を回復させて成長を下支えするため、今年に入って2回目の利 下げに踏み切った。一方で、追加の金融緩和余地は引き続き限定的だと している。

インド中銀は政策金利であるレポ金利を7.75%から7.5%に引き下 げることを決めた。ブルームバーグがエコノミスト35人を対象にまとめ た調査では、30人がレポ金利の7.5%への引き下げを予想し、残りは据 え置きを見込んでいた。

チダムバラム財務相は先週、借り入れコストの引き下げを呼び掛け ていた。同相が発表した予算では、価格圧力を抑えるため、財政赤字を 過去6年間の最低水準に縮小する目標を示していた。

HSBCホールディングスのインド・東南アジア担当チーフエコノ ミスト、レイフ・エスケセン氏(シンガポール在勤)は決定発表前、 「インド中銀は以前よりもやや成長を考慮する姿勢を示しており、今回 の決定はコアインフレ率の鈍化や赤字削減に向けた政府の取り組みにあ る程度基づいている」と指摘。その上で「いかなる追加緩和についても 慎重に取り組むはずだ」と述べた。

インド中銀は声明で「政策スタンスは成長リスクへの対応に重点を 置いているものの、追加金融緩和の余地は引き続きかなり限定的だ」と 指摘した。

原題:India Cuts Rates for the Second Time This Year to Revive Growth(抜粋)

--取材協力:Manish Modi.

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