ブラジル政策金利、アナリストが今年と来年の予想上げ-調査

ブラジル経済を担当するアナリスト らは2013年末と14年末の政策金利水準の見通しを引き上げた。インフレ 率が中央銀行の目標レンジ上限付近にあることで利上げ圧力が高まって いる。

中銀が18日発表した約100人のアナリストを対象とする調査結果に よると、政策金利は今年末時点で8.25%、14年末時点で8.50%となる見 通し(予想中央値)。前週の調査ではそれぞれ8.00%と8.25%だった。 中銀はこれまで3会合連続で政策金利を過去最低水準の7.25%に据え置 いている。

ルセフ政権は、前年同月比で1年2カ月ぶりの高水準にあるインフ レ率の抑制を図りつつ、景気てこ入れに取り組んでいる。ブラジルの昨 年の経済成長は主要新興国で最も鈍かった。最近の経済指標を見ると、 消費者や企業向けの減税や電力料金引き下げなどの措置が経済活動を活 性化させつつあるもようだ。5-6日の中銀の金融政策委員会の議事録 によると、当局者らは予想より低調な景気回復や根強いインフレを背景 に金融政策には慎重さが求められると指摘した。

スルアメリカ・インベスチメントスのチーフエコノミスト、ニュー トン・ローザ氏は電話インタビューで「インフレ率が低水準に再び戻る 兆しはない。市場は利上げサイクルが今年4月あるいは5月に始まる形 に予想を調整している。14年には選挙後に利上げが再開される可能性が ある」と述べた。ブラジルでは来年10月に大統領と議会選挙が行われ る。

原題:Brazil Analysts Raise Selic Forecast for This Year and Next (2)(抜粋)

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