FRBは債券購入を長期間継続へ-ピアポントのスタンリー氏

米経済は回復の兆候を見せているも のの、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和戦略の下で実施して いる前例のない債券購入を近いうちにやめることはないと、米ピアポン ト・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリ ー氏は予想する。

スタンリー氏はブルームバーグラジオの番組「サーベイランス」で のトム・キーン、マイケル・マッキー両司会者とのインタビューで「現 在のFRBはかつてないほどハト派だ。かなり長期間、量的緩和の縮小 を真剣に検討するつもりはないだろう」と発言した。

FRBは現在、景気を支えるため毎月850億ドル(約8兆1300億 円)の米国債と住宅ローン担保証券(MBS)を購入している。バーナ ンキFRB議長は今月、労働市場が「大幅に改善」するまでは債券購入 を続けると発言した。19日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会( FOMC)が開かれる。

キプロス支援と引き換えに銀行預金への課税を同国に求めたユーロ 圏財務相会合(ユーログループ)を受け、欧州債務危機が悪化するとの 懸念から18日の米国債相場は上昇。10年債利回りは3週間ぶりの大幅低 下となった。

スタンリー氏はキプロスをめぐる問題について、「米国は問題解決 という面では欧州のかなり先を行っている。この日の出来事はそれを鮮 明にしただけだ」と述べた上で、「キプロスが銀行預金に課税できると したらイタリアやスペインなどもいずれは預金課税を行うのではないだ ろうか」と指摘した。

原題:Fed Will Keep Buying Bonds, Pierpont’s Stanley Says: Tom Keene(抜粋)

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