ゴールドマン、今年のS&P500種予想引き上げ-弱気を転換

2012年の米国株について弱気姿勢だ った米金融大手2社が、今年のS&P500種株価指数は12%余り上昇し 少なくとも1600に達すると予想している。力強い経済指標が企業収益の 増加を示唆していることが背景にある。

ゴールドマン・サックス・グループの米国株担当チーフストラテジ スト、デービッド・コスティン氏は18日、S&P500種の目標を1625 と、従来の1575から3.2%引き上げた。モルガン・スタンレーのアダ ム・パーカー氏は13年の予想をこれまでの1434から12%引き上げて1600 とした。両氏に先立ち、ドイツ銀行やクレディ・スイス・グループ、ジ ェフリーズ・グループのストラテジストらも先週、米国株の目標を引き 上げていた。

コスティン氏はリポートで、「雇用の伸びに伴い最近の経済指標は 力強さを増しており、米供給管理協会(ISM)の景況指数や小売売上 高など全てがプラスのサプライズとなっている」と指摘した。

米株高を受けて、昨年は保守的だった弱気派のストラテジストが13 年に入り姿勢を転換している。コスティン、パーカー両氏は12年には S&P500種がそれぞれ1250、1167に下落するとみており、ブルームバ ーグが調査したストラテジスト14人の中で最も弱気だった。同指数は実 際には12年末時点で1426.19と、1年で13%上昇した。

S&P500種は14日に、終値ベースで過去最高値の1565.15まであと 2ポイント以内に迫った。小売売上高や新規失業保険申請件数が予想よ り良好だったことから米経済に対する楽観的見方が強まり、1日に発動 された強制歳出削減をめぐる懸念が和らいだ。

原題:Goldman Sachs, Morgan Stanley Raise 2013 S&P 500 Forecasts (1)(抜粋)

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