ファルテック初値は5.3%高に、自動車部品-配当利回り評価も

自動車部品メーカーのファルテック がきょう、東京証券取引所2部市場に新規株式公開(IPO)した。買 い気配で始まり、初値は公開価格(3940円)に対し5.3%高の4150円と なった。

同社は2004年4月の設立で、自動車のラジエーターグリルやホイー ルカバーなど樹脂外装品のほか、電子電装用品、フロアカーペットなど を手掛ける。13年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.9%減 の726億円、純利益は同53%増の20億円。1株当たり純利益は764円99銭 を見込み、公開価格に基づく予想PERは5.2倍だった。

IPOに伴う公募株数は34万7500株、売り出しは66万株(オーバー アロットメントによる追加売り出し10万株を含む)。主幹事は大和証券 が務めている。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭チーフオフィサーは、昨年11月以降 の円安進行などで、製品供給先となる自動車メーカーの事業環境は良好 で、「その恩恵を受けやすい」と評価。期末配当は1株当たり130円を 計画しており、「公開価格ベースで配当利回りが3.3%と比較的高い点 もプラス要因」としていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE