ブラジルのバチスタ氏に担保積み増し請求、株下落で-関係者

ブラジルの資産家エイキ・バチスタ 氏は、債権者からの担保積み増し要求に対応するため、保有するMPX エネルジアの株式を一部売却することで合意に近づいている。事情を直 接知る関係者が明らかにした。同氏率いる石油会社の株式は先週、最安 値を付けた。

匿名を条件に語った関係者の2人によると、バチスタ氏の大口債権 者の中の一行はイタウ・ウニバンコ・ホールディングで、融資残高は 約55億レアル(約2650億円)。このほか、ブラデスコ銀行から約48億レ アルの融資を受けているほか、グルポBTGパクチュアルからは、今月 設定された融資枠10億ドル(約960億円)を除くと、16億レアルを借り 入れているという。

関係者によると、バチスタ氏(56)は自身が率いる上場企業の株式 を担保に資金を借り入れ、商品・エネルギー事業を築き上げた。これら 事業はEBXグループの傘下に置いている。同氏が所有する石油・ガス 会社OGXペトロレオ・エ・ガス・パルチシパソンエスの株価はこの1 年で約85%下落しており、バチスタ氏は資産売却で債務を返済し、担保 要件を緩めようとしているという。

発電事業を手掛けるMPXについては、ドイツ最大の公益企業エー オンが持ち株比率を12%から約39%に引き上げ、実質的な支配権を握る 方向で交渉が行われている。事情を直接知る関係者1人が明らかにし た。同関係者によると、エーオンはMPX株を1株当たり12レアルで追 加取得し、バチスタ氏は約18億7000万レアルを受け取るという。

原題:Batista Said to Get Demands From Creditors for Collateral (1)(抜粋)

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