米社債保証コストが上昇、キプロス問題で-CDS取引

18日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3週間ぶりの大 幅上昇。キプロスの銀行預金への課税措置をきっかけに欧州債務危機が 再燃するとの懸念が広がった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時8分(日本時間19日午前5時8分)現在、1.5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の80.2bpと、3.8bp上げた2 月25日以来の大幅な上昇となった。

ユーロ圏財務相は銀行預金への課税で58億ユーロを徴収することを 支援条件とし、キプロス救済策の規模を100億ユーロに縮小した。同国 の国内総生産(GDP)はユーロ圏全体の0.5%にも満たないものの、 預金者に負担を強いたことで新たな金融危機につながりかねないと投資 家は懸念している。

ファースト・プリンシプルズ・キャピタル・マネジメントのポート フォリオマネジャー、マーク・アレクサンドリディス氏は18日の電話イ ンタビューで、「一部周辺国の中小銀行に問題が波及するのではないか との懸念があり、取り付け騒ぎが起きれば今の市場にとって良いことで はない」と述べた。

原題:U.S. Credit Swaps Rise on Cyprus Woes; Chesapeake to Issue Debt(抜粋)

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