欧州株:下落、キプロス預金課税で危機再燃を警戒-銀行株安い

18日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は一時1.2%下げた。キプロス救済合意に同国の 銀行預金への課税措置が含まれたことから、ユーロ圏債務危機が再燃す るとの懸念が強まった。

イタリア最大の銀行、ウニクレディトは軟調。ストックス欧州600 指数を構成する19産業グループの中で、銀行銘柄は最大の下げとなっ た。スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは約2カ月ぶりの大 幅安。STマイクロエレクトロニクスとの不採算の半導体合弁事業から 撤退することで合意した。金属相場安を背景に、ユーラシアン・ナショ ナル・リソーシズ(ENRC)など資源銘柄が安い。

ストックス欧州600指数は前週末比0.2%安の296.81。年初来では依 然6.1%上げている。キプロスとギリシャの株式市場は祝日のため休場 となっている。

パラティーヌ・アセット・マネジメント(パリ)のファンドマネジ ャー、マシュー・ジュリアーニ氏は電話インタビューで、キプロスの預 金課税案について「目先は相場に打撃を与える。だが、これはキプロス に特定したものだ。ドイツや欧州連合(EU)がスペインやイタリアに このような措置を強要しないだろう。そうなれば銀行システムにパニッ クを引き起こすことになる」と述べた。

この日の西欧市場ではアイルランドとアイスランドを除いた国で主 要株価指数が下落。ルクセンブルクのLuxX指数は2.2%安と、7カ 月で最もきつい下げとなった。

原題:European Stocks Decline on Concern Over Cyprus Bank Deposit Levy(抜粋)

--取材協力:Mark Barton.

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