中国株(終了):下落-JPモルガンが投資判断引き下げ

中国株式相場は下落。中国の成長が 鈍化しインフレが加速しているとして、米JPモルガン・チェースが中 国株の投資判断を引き下げた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比38.39ポイント(1.7%)安の2240.02で 終了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.5%安 の2502.49。

JPモルガンのアジア・新興市場担当チーフストラテジスト、エイ ドリアン・モワット氏は18日のリポートで、中国の投資判断を「アンダ ーウエイト」に引き下げたほか、中国4大銀行株の下落に備えるデリバ ティブ(金融派生商品)を勧めた。

上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)を中心に自動車株 が安い。中国の商品品質監督当局が同社と提携する独フォルクスワーゲ ンに一部の自動車のリコールを指示した。一汽轎車(000800 CH)も値 下がりした。また、中国建築(601668 CH)など不動産株も下げた。

中信証券(600030 CH)が売られ、過去最長の下落局面となった。 中国証券監督管理委員会(証監会)の主席が現在の郭樹清氏から交代す るとの観測が広がった。海通証券(600837 CH)も下げた。

大衆保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「投資家は成長 鈍化と金融引き締めの可能性を懸念している」と指摘。「郭氏は改革志 向で証券業界や株式市場に対して革新的な措置を推進してきたことか ら、同氏が去ることは相場にとってマイナスだと受け止められている」 と述べた。

原題:China’s Stocks Poised for Correction as JPMorgan Lowers Rating(抜粋)

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