日本のTPP交渉参加、米国のLNG輸出に追い風

日本が環太平洋連携協定(TPP) に参加すれば、日本は米国から液化天然ガス(LNG)を輸入しやすく なるもようだ。ただ、環境保護団体は警戒を強めている。

世界最大のLNG輸入国である日本は15日、TPPへの交渉参加を 正式表明した。キャピタル・ワン・サウスコーストのアナリスト、ラン ディ・バーティア氏は、日本のTPP参加は天然ガスを米国から輸出し たい企業にとって追い風になりそうと指摘する。

米エネルギー省は米国と自由貿易協定(FTA)を締結していない 国に出荷するための輸出ターミナル建設で16件の申請を審査中。センプ ラ・エナジーやドミニオン・リソーシズなどが天然ガス輸出を目指して いる。シェニエール・エナジーは2015年に輸出を開始する施設で承認を 得た。

LNG輸出に反対する環境保護団体シエラクラブ(本部ワシント ン)の通商担当代表イラナ・ソロモン氏はインタビューで「日本は LNGへの自動的なアクセスが望むものの1つであることをはっきりさ せている」とした上で、「天然ガス輸出によって学校や病院の近くとい ったコミュニティー内で水圧破砕がさらに進み、こちらが犠牲を払うこ とになる。それは一握りの天然ガス大手企業を利するだけだ」と述べ た。

原題:Japan’s Bid to Enter Trade Talks Opens Export Route for U.S. LNG(抜粋)

--取材協力:Jim Snyder.

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