NY外為:ユーロ、対ドルで14カ月ぶり大幅安-キプロス懸念

ニューヨーク外国為替市場では、ユ ーロがドルに対し、ここ1年2カ月で最大の下げとなった。キプロス救 済の一環として同国の銀行預金に課税する案が合意されたことを受け、 欧州債務危機の悪化懸念が高まった。

ユーロは対円では2週間ぶり安値を付けた。救済融資の条件である 課税についてのキプロスでの採決は再び延期された。欧州当局者らは銀 行預金課税を通じた58億ユーロの捻出をキプロスに求めている。ユーロ は軟調な展開だが、イタリアおよびスペインの国債相場の下げが限定的 だったことを受けて下げを縮めた。

チャプデレーンのマネジングディレクター兼外国為替責任者、ダグ ラス・ボースウィック氏は「今の最大の懸念はドミノ効果が出るかもし れないということだ。その懸念がユーロを押し下げている」と分析。 「市場が理解していないのは、キプロスで預金を下ろした人がユーロ圏 内で預け替える可能性があるということだ。よって、これはユーロにと ってマイナスではない」と述べた。

ニューヨーク時間午後2時11分現在、ユーロは対ドルで前週末 比0.8%安の1ユーロ=1.2966ドル。一時1.5%安と、2012年1月13日以 降で最大の下げとなった。対円では0.6%下げて1ユーロ=123円82銭。 一時121円15銭と、3月5日以来の安値を付けた。円は対ドルで0.2%高 の1ドル=95円48銭。

原題:Euro Falls Most in 14 Months as Cyprus Turmoil Adds Debt Concern(抜粋)

--取材協力:Candice Zachariahs.

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