レーン欧州委員、ユーロ圏預金者の将来的な負担の可能性排除

欧州連合(EU)の行政執行機関で ある欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は、キプロス救済プロ グラムに盛り込まれた銀行預金への課税措置が今後、繰り返されること はないとの認識を示した。

レーン委員は銀行預金への課税をEUが将来命じる可能性を全面的 に排除できるかどうかとの質問に対し、「排除できる。それを検討すべ き具体的事例はない」と言明した。

同委員はユーロ圏財務相会合(ユーログループ)が100億ユーロ (約1兆2200億円)のキプロス救済策を取りまとめた16日早朝にブリュ ッセルでインタビューに応じ、預金保険対象限度額(10万ユーロ)を上 回る金額と下回る金額の両方への前例のない課税措置による市場への悪 影響は予想していないと述べた。

同委員はキプロス銀行セクターの問題の規模がとても巨大であり、 非常に大きな措置を講じる必要があることを市場は理解していると指 摘。「金融安定とキプロス市民の視点では、このような安定のための徴 税は、キプロス経済を大混乱させるようなベイルインを行うよりもはる かに良い選択肢だ」と強調した。

原題:Rehn Rules Out Future ‘Stability Fees’ on Euro Bank Depositors(抜粋)

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