米ダラス連銀総裁:「大き過ぎてつぶせない」銀行は解体を

米ダラス連銀のフィッシャー総裁 は16日、米政府は巨大銀行が「大き過ぎてつぶせない」ために比較的小 規模な銀行より有利な立場にある状況を容認せず、こうした銀行を解体 すべきだとの見解を示した。

フィッシャー総裁はメリーランド州での会議で講演し、米銀大手12 行は国内銀行システムの資産の約70%を保有し、政府から救済を受けら れる暗黙の保証といった不公正な恩恵を得ていると指摘。「かなりの」 補助を与えていることが「より大きく、よりリスクの高い」銀行になる よう仕向けていると述べた。

フィッシャー総裁は「こうした金融機関は特権的地位にある」とし た上で、「金融安定への脅威になるだけでなく、公正で開かれた競争に とっても脅威になる」と述べた。

同総裁は講演後、ブルームバーグ・ニュースとの電話インタビュー で、自身の提案が「米企業への与信の拒否につながることはない」と説 明。巨大銀行の存在によるコストは「恩恵を大きく上回る」とし、米国 は「競争するために世界で最も規模の大きい銀行を有する」必要はない と強調した。

原題:Fed’s Fisher Says Too-Big-to-Fail Banks Should Be Broken Up (1)(抜粋)

--取材協力:Cheyenne Hopkins、John McCormick、Yalman Onaran.

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