中国、所得倍増達成には年7.5%成長が必要-李首相

中国の李克強首相は17日、政府は国 民1人当たりの所得倍増を目指しており、2020年まで年平均7.5%成長 が必要だと述べた。

李首相は北京の人民大会堂で記者会見し、「着実な経済成長を維持 するとともに、インフレを抑制し、景気の大幅変動が起きないように潜 在的なリスクをコントロールする必要がある」と説明。「これは容易で はないが、中国は好ましい条件を備えており、内需については極めて大 きな潜在力がある」と言明した。

昨年の中国経済は7.8%成長と、1999年以来の低成長にととどまっ た。2001-11年の平均成長率は年10.4%だった。李首相は習近平国家主 席と共に今後の中国経済をかじ取りを担う。

この日閉幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で指導部 交代が完了した。10年に1度の指導部交代が始まった昨年11月の共産党 大会で、当時の胡錦濤国家主席が国民1人当たりの所得を2020年までに 倍増させるとの目標を掲げた。

李首相は記者会見で、汚職と闘い、規制緩和と官僚機能縮小を進 め、より多くを市場の力に委ねると表明。もっと多くの国民のために経 済的機会を拡大すると誓った。「誰にとっても平等の機会を生み出すた めに取り組む必要がある」した上で、公平な条件をつくることは国民が 「成功を味わう」ことができることを意味すると語った。

李首相はまた、中国政府が他国のコンピューターネットワークへの ハッキングに関与しているとの主張は「事実無根」だと指摘。金利・為 替相場制度の抜本的見直しを続けるとも述べた。

--取材協力:Xin Zhou.

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