ユーロ圏財務相、キプロス支援合意目指し協議開始

ユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)がキプロス支援合意の取りまとめに向けて徹夜の作業に入ってい る。これに先立ちメルケル独首相は、キプロス支援に向け欧州に行動を 呼び掛けた。

財務相らはブリュッセルで15日午後5時(日本時間16日午前1時) に協議を開始した。支援額の縮小を目指すとともに、投資家の損失負担 をめぐる各国の意見の違いを調整し、国際通貨基金(IMF)の役割に ついても判断を下す見通し。

ブリュッセルでの2日間にわたる欧州連合(EU)首脳会議を終え たメルケル独首相は財務相会合を前に記者団に対し、「キプロスを放置 して成り行きを見守るのは、私には無責任に思われる」と述べ、キプロ スが支払い不能に向かう事態を各国は阻止する必要があると強調した。

その後、各国財務相のほか、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁 とラガルドIMF専務理事が到着しキプロス支援協議に入った。ユーロ グループ議長を務めるオランダのダイセルブルーム財務相は「良い解決 策」を目指すと言明した。

ショイブレ独財務相は記者団に対し、キプロス救済に向けた「非常 に難しい」課題を克服する必要があると述べ、キプロスの「国家債務と 財政赤字は過大だ。銀行セクターの規模は不釣り合いなほど大きい」と の認識を示した。財務相会合は夜遅くまで続く可能性がある。

原題:Euro Ministers Press Toward Cyprus Deal After Merkel Call to Act(抜粋)

--取材協力:Corina Ruhe、James G. Neuger、Ben Sills、Jonathan Stearns、Gregory Viscusi、Stephanie Bodoni.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE