NY金:続伸、米国のインフレを懸念-現物需要が強い

ニューヨーク金先物相場は続伸。コ インや延べ棒、宝飾品などのリテール需要を含むインフレヘッジの買い が入った。週間ベースでは2カ月ぶりの大幅上昇となった。

米労働省が発表した2月の消費者物価指数は市場予想を上回る伸び となった。ガソリン価格がここ3年余りで最大の上昇となったことが影 響した。スイスの地金精錬会社MKSのシニアバイスプレジデント、ア フシン・ナバビ氏は電話インタビューで、アジアを中心に現物需要は引 き続き堅調だと話した。金は今年に入って5%値下がりしている。

エバーバンク・ウェルス・マネジメント(フロリダ州ジャクソンビ ル)のフランク・トロッター最高経営責任者(CEO)は、電話インタ ビューで「大きく下げた後の相場を、現物需要が支えている」と指摘。 「消費者物価は上昇しているにもかかわらず、米政府はインフレについ て心配しておらず、それは長期的に問題になる可能性がある」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.1%高の1オンス=1592.60ドルで終了。週間では1%上 昇し、1月18日終了週以来の大幅高。

原題:Gold Advances on U.S. Inflation Concerns, Physical Metal Demand(抜粋)

--取材協力:Shobhana Chandra.

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