欧州株:下落、景気懸念や米経済指標で-VWとビベンディ安い

15日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は前日付けた4年半ぶり高値から反落した。欧 州連合(EU)首脳らが財政緊縮の緩和を協議するほどユーロ圏でリセ ッション(景気後退)が深刻化しているほか、3月の米消費者マインド 指数が市場予想に反して低下したことが背景。

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は昨年11月 以来の安値を付けた。米投資会社ワッデル・アンド・リード・ファイナ ンシャルが保有株を売却したことが売り材料。フランスのメディア企 業、ビベンディは6営業日ぶりに下落。ブラジルの電話・インターネッ ト部門GVTを売却する計画の中止が嫌気された。決済端末を手掛ける 仏インジェニコは2カ月ぶり安値。サフランのモルフォ部門が保有株の 一部を売却する方針を明らかにした。

一方、害虫駆除などを手掛ける英レントキル・イニシャルは2011年 5月以来の高値に達した。堅調な2012年の業績が好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の297.44。前週末比で は0.7%上昇し、4週続伸となった。これは昨年12月以来で最長の上 げ。年初来では6.4%の値上がり。

BGL・BNPパリバの株式ストラテジスト、ギヨーム・デュシェ ーヌ氏(ルクセンブルク在勤)は「過去数週間そして数カ月にわたって 目覚ましいパフォーマンスを見せた上昇相場に、やや疲れが出ているよ うだ」と発言。「米経済統計はこれまで良い内容だったが、相場には小 休止する必要がある」と続けた。

この日の西欧市場ではスイスを除く17カ国で主要株価指数が下落し た。ドイツのDAX指数は0.2%下落。フランスのCAC40指数 は0.7%、英FTSE100指数は0.6%それぞれ下げた。

原題:European Stocks Decline as EU Leaders Meet at Brussels Summit(抜粋)

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