ヒューリック:REIT上場、来年3-4月に前倒し検討-市場好調で

オフィスビル賃貸などの不動産会社 ヒューリックは、不動産投資信託(J-REIT)の上場時期を従来計 画の「来年半ばまで」から、「来年の3、4月」に前倒しすることを検 討している。安倍政権下の日銀による大胆な金融緩和観測でJ- REIT市場に資金が流入しており、上場機会が早まる可能性が出てき た。

同社の前田隆也・取締役執行役員が13日、ブルームバーグ・ニュー スのインタビューで語った。前田氏は、上場時期について「マーケット の状況を考えれば早めるというのは一つの方策としてある」と述べ、 「2014年の3、4月にという可能性はある」と語った。前期(12年12月 期)の決算説明会資料では、14年半ばまでに上場させる方向で準備中と 説明していた。

このREITはオフィスビル、商業施設、老人ホームをヒューリッ クなどから取得して、賃料収入を投資家への配当に回す。上場時の資産 規模は約1000億円と想定している。

デフレ克服を掲げる自民党が総選挙に勝利した昨年12月半ばから、 東証REIT指数は上昇傾向が顕著になった。特に積極緩和論者の黒田 東彦氏を日銀総裁候補に推す人事案を政府が国会に提出した2月末以降 は、上げ幅が加速。選挙からこれまでの3カ月間で40%上昇している。

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