NY原油:上昇、米失業保険申請が減少-需要拡大に期待

ニューヨーク原油先物相場は上昇。 先週の米失業保険申請件数が予想外に減少したことが手掛かり。北海ブ レント原油との価格差は7営業日ぶりに拡大した。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み) は、前週比1万件減の33万2000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト49人の予想中央値は35万件への増加だった。これより 先、原油は下落する場面もあった。米国の原油在庫が3月としては1982 年以降の記録で最高水準となったことが前日発表の米エネルギー情報局 (EIA)の統計で示されたことが響いた。

コンフランス・インベストメント・マネジメント(セントルイス) のチーフマーケットストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は「こうし た数字は労働市場が回復し始めており、景気回復の足取りが速まること を示唆している」と指摘。「雇用情勢の改善はエネルギー需要を押し上 げる。通勤者が増えれば車の運転も増える。消費支出が拡大すれば、輸 送も必要になる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比51セント(0.55%)高の1バレル=93.03ドルで終了。今年に入って からは1.4%上昇している。

原題:WTI Rises After U.S. Jobless Claims Fall; Brent Spread Widens(抜粋)

--取材協力:Rupert Rowling、Nayla Razzouk.

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