安倍首相の緩和計画、順調に進むかは不透明-ワインバーグ氏

安倍晋三首相が掲げる金融緩和拡大 の方針は野党の抵抗で順調に進まない可能性があると、米調査会社ハ イ・フリークエンシー・エコノミクス(HFE)の創設者カール・ワイ ンバーグ氏が指摘した。

ワインバーグ氏はブルームバーグラジオのインタビューで、「日本 の新政権そして日本銀行の次期総裁は明らかに、いわゆる超量的緩和の 実施を考えている。とにかくマネーを供給するということだ」とした上 で、「計画通りに実施できるかは不透明だ」と続けた。

衆院は14日、安倍政権が国会に提示した日銀総裁に黒田東彦アジア 開発銀行(ADB)総裁を充てるなどの日銀人事案を採決し、いずれも 与党などの賛成多数で同意した。参院は15日の本会議で採決する。

ワインバーグ氏はこのほか、欧州の消費者物価指数(CPI)が年 末までにマイナスに転じる可能性があるとの見方を示した。

同氏は「今見られているのはひどい悪循環だ。賃金と物価は徐々に 上昇が止まりつつある」とし、「真のデフレリスクに直面しており、こ れは特に怖いことだ」と続けた。

原題:Abe’s Japan Stimulus Plans in Jeopardy, Weinberg Says: Tom Keene(抜粋)

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