スペイン債続落、経済指標と買われ過ぎ感で-英独債は横ばい

14日の欧州債市場ではスペイン国債 が続落。同国で1月の小売売上高が減少したほか、10年債利回りが約2 年ぶり低水準まで今週低下したのは行き過ぎとの見方が広がった。

スペイン10年債利回りは2週間ぶり大幅上昇となった。同国政府は プライマリーディーラーを対象にした入札で、2029年から41年に満期を 迎える国債計8億300万ユーロを発行した。ドイツ国債は小動き。欧州 連合(EU)首脳会議はこの日から2日間の日程でブリュッセルで開か れる。イタリア国債は上昇した。

KBC銀行(ブリュッセル)の調査責任者ピエ・ラマン氏は「これ までの相場上昇の程度にやや驚いたので、今は少し慎重になっている」 と語った。

ロンドン時間午後4時18分現在、スペイン10年債利回りは前日比9 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.85%。一時は10b p上げ、先月26日以来で最大の上昇となった。同国債(表面利 率5.4%、2023年1月償還)価格は0.7下げて104.19。

同利回りは12日には4.70%まで下げ、2010年11月以来の低水準を付 けた。

スペイン統計局が発表した1月の小売売上高は前年同月比10.2%減 少。昨年12月は過去最悪の11.4%減に修正された。

イタリア10年債利回りは前日比2bp低下の4.65%。先月27日に は4.96%と、昨年11月15日以来の最高となった。ドイツ10年債利回り は1.47%。8日には先月25日以来の高水準となる1.54%に達していた。

英国債相場も前日からほぼ変わらず。10年債(表面利率1.75%、20 22年9月償還)利回りは1.96%、価格は98.17となった。

原題:Spanish Bonds Decline for Second Day After Retail-Sales Slide(抜粋) 原題:Pound Gains Most in Seven Months on Qatar Report, Budget Outlook(抜粋)

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