米大統領が下院共和党と会合-赤字削減方法で隔たり埋まらず

オバマ米大統領は13日、約3年ぶり の下院共和党との会合で、税制改正に向けて共通点を見いだしたいと述 べる一方、向こう10年で財政収支を均衡化するとした同党の案について は支持しない考えを伝えた。

オバマ大統領は、社会保障など給付金制度の見直しを検討すること に前向きな姿勢も示したという。この日の協議について複数の議員が明 らかにした。会合は1時間余りで終わった。

共和党議員らによると、今回の会合で増税と歳出に関する民主、共 和両党の隔たりの大きさがあらためて浮き彫りになった。ベイナー下院 議長(共和党)は終了後に記者団に対し、協議は「生産的だった」と述 べたものの、詳細には触れなかった。

共和党のライアン下院予算委員長は12日、4兆6000億ドル(約440 兆円)の歳出削減によって財政赤字を向こう10年間で解消する案を公 表。これに対し、民主党のマレー上院議員が13日に示した案は、メディ ケア(高齢者向け医療保険制度)を守り、メディケイド(低所得者向け 医療保険制度)の支給対象者を拡大しながら1兆ドル近くの新たな歳入 を生み出すといった内容となっている。

原題:Obama Meets With House Republicans as Grand Bargain Far Off (1)(抜粋)

--取材協力:Brian Faler、Kathleen Hunter、Richard Rubin、Kate Caison.

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