自宅価値急落の住宅保有者、フロリダなどで借り換え積極化

全米に広がった住宅差し押さえで最 も打撃を受けたネバダ、フロリダ両州で、自宅の価値が住宅ローン残高 を下回るいわゆる「アンダーウオーター」の状態にある住宅購入者が融 資借り換えを積極的に進めている。政府が住宅市場の回復を支えるため 住宅ローン借り換え促進プログラム(HARP)を拡大したことが背景 だ。

米連邦住宅金融局(FHFA)が13日発表した報告書によれば、不 動産バブル崩壊の中で不動産の価値が半減したネバダ州では、昨年12月 の借り換え全体の68%がHARPを活用したもの。フロリダでは58%が HARPを利用した。

メシロウ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、ダイアン・ス ウォンク氏(シカゴ在勤)は、過去最高の差し押さえ物件数が住宅価格 と買い手心理の重しとなっていたが、差し押さえ物件の売り出しが減少 し米住宅市場が回復していると指摘する。報告書によると、2012年の HARPを通じた借り換えは110万件と前年の倍に達し、FHFAの見 通しを上回った。

アンダーウオーター状態の住宅保有者が最もデフォルト(債務不履 行)のリスクが高いと言うスウォンク氏は、「厳しいアンダーウオータ ーとなっている州ではとりわけHARPを使った借り換えで住宅購入者 が自宅を手放さずに住み続けることができている」と述べた。

原題:HARP Surpasses 2012 Estimates on Homeowner Refinances: Mortgage(抜粋)

--取材協力:Heather Perlberg、Alexis Leondis、Clea Benson.

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