EUの銀行賞与規制で英バンカー給与720億円増も-ベイリー氏

欧州連合(EU)のボーナス規制の 対象となる英国のバンカーの固定給は規制に伴い最大5億ポンド (約720億円)増える可能性があると、英金融サービス機構(FSA) の銀行監督責任者アンドルー・ベイリー氏が指摘した。

来月発足する健全性監督機構(PRA)の責任者に就任するベイリ ー氏は13日に英議会で、ボーナス規制の影響を計算した「概算」がある と述べた。この規制はバーゼル銀行監督委員会がまとめた世界的規制の 一部。

EUは先月、固定給の2倍を超えるバンカーのボーナス禁止案をま とめた。同案にはEUがバーゼル銀行監督委員会の資本規制を適用する 方法も示されている。

オズボーン英財務相は5日のEU財務相理事会で、国内金融業界の 競争力に打撃を与え固定給を押し上げることになるとしてボーナス規制 に異議を唱えた。一方、議会は報酬制限を骨抜きにする取り組みに反対 する姿勢を示している。

法律事務所リンクレーターズの従業員インセンティブ・スペシャリ スト、アレックス・ベイダス氏は電子メールで「給与の増加が見込まれ る。ただ、給与の引き上げは固定費を膨らませ柔軟性を低下させるた め、銀行は他の解決策を見いだしたいと考えるだろう」と述べた。

原題:Bonus Cap May Push U.K. Pay Up by $746 Million, Bailey Says (1)(抜粋)

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