NZ中銀:政策金利を過去最低の2.5%に据え置き

ニュージーランド(NZ)準備銀行 (中央銀行)は14日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レー トを過去最低の2.5%に据え置いた。また年内は現在の金利水準を維持 すると見込むと表明した。干ばつとNZドル高により同国の景気回復は リスクにさらされている。

ウィーラー総裁は金融政策決定会合後の声明で、「過大評価されて いるNZドルが輸出業や輸入と競合する業界の収益性を損なっており、 また干ばつの悪化が国内の多くの地域を困難な状況に陥れている」とし た上で、「現時点では現在の金利水準を年末まで維持することを見込 む」と表明した。

ウィーラー総裁は、世界経済の成長加速や住宅投資の増加、地震の 被害を受けたクライストチャーチの復興事業などが寄与し国内経済が回 復するとの信頼感を示した。最終的に内需が拡大した場合、過去2年間 で11%上昇したNZドルに抑制されていた労働コストや他の物価が押し 上げられる可能性がある。

同総裁は、それでも「景気回復にはばらつきがある」と指摘し、労 働市場は依然弱く、現在進められている財政再建も全体的な需要を鈍化 させるだろうと分析した。

この日の金利据え置きはブルームバーグが先週調査したエコノミス ト16人全員が予想していた。そのうち7人が年内の利上げを見込んでお り、9人は来年まで据え置かれるとみている。

原題:N.Z. Holds Benchmark Rate at 2.5%, Expects to Pause for 2013(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie.

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