NY金:反落、強い米経済指標で緩和圧力が後退との見方

ニューヨーク金先物相場は反落。予 想より強い米経済指標を背景に、金融当局に対する緩和強化圧力が後退 するとの見方が広がった。前日までは昨年8月以来最長の4営業日続伸 となっていた。

米商務省が発表した2月の小売売上高(速報値)は、季節調整済み で前月比1.1%増加し、過去5カ月間で最も高い伸びとなった。連邦公 開市場委員会(FOMC)は月額850億ドルの債券購入を継続する期間 について議論している。次回会合は19、20両日に開催される。FOMC が緩和策を終了するとの懸念を一因に、金は今年に入って5.2%値下が り。ドルは年初から主要通貨のバスケットに対して3.9%上昇してい る。

フューチャーパス・トレーディングのトレーダー、フランク・レシ ュ氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで「予想を上回る小売売上高や ドルの上昇が金の上値を抑えている」と指摘。「全体としてまだ不安は 残っているほか、FOMCの次回会合を見極めようとする向きもある」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.2%安の1オンス=1588.40ドルで終了。前日までの4営 業日は1.1%上昇していた。

原題:Gold Declines, Ending Longest Rally in Six Months, on U.S. Data(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Feiwen Rong.

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