イタリア債が下落、入札で落札利回り上昇-英独債は変わらず

13日の欧州債市場でイタリア国債が 下落し、2年債利回りは2週間ぶりの大幅上昇となった。この日の入札 で借り入れコストが上昇した。政局混迷で財政再建計画が頓挫するとの 懸念が広がっている。

短期債を中心に売られた。イタリアは2015年12月償還債を33億2000 万ユーロ発行した。平均落札利回りは2.48%と、前月行われた前回入札 時の2.30%を上回った。スペイン10年債は11営業日ぶりに下落。アイル ランド国債は上昇。同国は2010年の支援要請以来で初めて10年債を銀行 団を通じて約50億ユーロ発行した。

ドイツ銀行の欧州・英国金利戦略責任者、モヒト・クマール氏(ロ ンドン在勤)は、「市場はイタリアで起こり得るリスクをやや甘くみて いる」とし、「構造改革を遂行できない政府が樹立された場合、イタリ アの経済成長に影響をおよぼすだろう」と語った。

ロンドン時間午後4時40分現在、イタリア2年債利回りは前日比10 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.87%。一時は14b p上げ、先月26日以来の大幅上昇となった。同国債(表面利率 6%、2014年11月償還)価格はこの日、0.21下げ106.725。10年債利回 りは7bp上げて4.67%。

スペイン10年債利回りは前日比4bp上昇の4.77%。ドイツ10年債 利回りは1.47%で、前日からほぼ変わらず。

英国債相場もほぼ変わらずで、10年債利回りは1.96%。過去2営業 日でほぼ10bp下げていた。同国債(表面利率1.75%、2022年9月償 還)価格は98.16。

原題:Italian Bonds Decline as Borrowing Costs Climb at Debt Auction(抜粋) Pound Strengthens on Speculation Slide Overdone Before Budget (抜粋)

--取材協力:Finbarr Flynn、Roxana Zega、Emma Charlton.

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