ドル高基調反転へ、米量的緩和継続の姿勢で-BNPパリバ予想

ドルの上昇基調は反転する可能性が あると、BNPパリバが指摘した。米金融当局が資産購入計画を来年末 まで続けると市場では受け止められていることが理由。

米金融当局は現在、景気てこ入れを図るため、米国債と住宅ローン 担保証券(MBS)を合計で毎月850億ドル購入している。主要6通貨 に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は年初か ら約3.8%上昇している。昨年は0.5%下落した。

BNPの為替ストラテジスト、マイケル・スネイド氏はロンドンで 開かれたブルームバーグFXディベートで「これまでのドル上昇は時期 尚早だ」と述べ、「当局による量的緩和はしばらく継続すると投資家が 理解するにつれて、ドルに対する強気なトレンドは巻き戻される可能性 がある」と続けた。

ロンドン時間午後1時35分現在、ドル指数は0.3%上昇し て82.794。3月8日には昨年8月以来の高水準となる82.924となった。 先進10カ国の通貨で構成されるブルームバーグ相関加重通貨指数による と、ドルは今年に入って3.1%上昇。スウェーデン・クローナに次いで 高い上昇率だ。

スネイド氏は、「当社は米金融当局が2014年末まで量的緩和を継続 すると予想している」と述べ、「それが為替相場に反映されているとは 考えられず、今後数四半期でドルは下落することになるだろう」と続け た。

原題:Dollar May Reverse Gain as Fed Stimulus Weighs, BNP Paribas Says(抜粋)

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