ユーロ圏:1月の鉱工業生産、前月比0.4%減-予想以上に悪化

ユーロ圏の1月の鉱工業生産はエコ ノミスト予想以上に悪化した。域内経済が1-3月(第1四半期)もリ セッション(景気後退)下にある兆候が増えた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が13日発表した1月の ユーロ圏鉱工業生産指数は前月比0.4%低下。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト32人の予想中央値は0.1%低下だった。前年 同月比では1.3%低下。昨年12月の指数は前月比0.9%上昇(改定値)。

失業率が過去最悪の11.9%に達し、5四半期連続でマイナス成長と なったユーロ圏経済は回復への勢いを得られないでいる。ブルームバー グが実施した別の調査によれば、域内経済は1-3月も縮小が見込まれ ており、欧州中央銀行(ECB)は今年の成長率をマイナス0.5%と予 想している。

ABNアムロ銀行(アムステルダム)のマクロ調査部門責任者、ニ ック・コーニス氏は統計発表前、「ユーロ圏の景気回復は耐え難いほど 緩慢となる公算が大きい」とし、「成長は非常に弱く、インフレ率が低 い水準に下げ続ける可能性が高いことから、追加刺激策を講じる余地が あり、ECBはより積極的になるべきだと思う」と語った。

発表によれば、ドイツの鉱工業生産は前月比0.4%減少。12月 は0.8%増だった。フランスは1.2%減ったが、スペインは0.6%増え た。イタリアについては公表されていない。

原題:Euro-Area January Industrial Output Declines More Than Estimated(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Scott Hamilton.

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