アベノミクス円安で韓国免税店に打撃-日本人客が支出抑制

安倍晋三内閣の経済政策がもたらし ている円安の影響が韓国の免税店や観光地に及んでいる。

韓国観光公社によると、韓国を訪れた日本人観光客の数は1月まで 5カ月連続で減少。同月は2年ぶりの低水準となった。大韓航空の日韓 路線の旅客数は2012年10-12月(第4四半期)に前年同期比9%減り、 落ち込み幅は東日本大震災が起きた後の11年4-6月(第2四半期)以 来の大きさとなった。

円は昨年12月初めから対ウォンで13%下落。韓国の外国人観光客に 占める割合が最も大きい日本人は支出を抑えている。日本人観光客は昨 年、韓国に約45億ドル(約4300億円)の収入をもたらした。

ソウルのロッテ免税店で働くキム・スヨンさんは、「これまではも っと多くの日本人観光客が来店して買い物していたが、最近はその数だ けでなく利用額も減っている。その一方で中国人観光客が増えている」 と語った。

韓国観光公社によれば、昨年11月-今年1月に韓国を訪れた日本人 観光客は前年同期比22%減の68万3182人。昨年は約352万人が訪れ、現 地で1人当たり平均1273ドルを支出した。同公社と韓国文化観光研究院 のデータに基づいている。

原題:Abe’s Weak Yen Policy Erodes Japanese Tourist Spending in Korea(抜粋)

--取材協力:Vinicy Chan、Jasmine Wang、山口祐輝.

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