キャセイ航空:12年純利益は市場予想上回る-旅客増で

香港のキャセイ航空の2012年通期決 算は利益がアナリストの予想を上回った。貨物量の減少を旅客数の増加 が補った。

13日の香港証券取引所への届け出によると、純利益は9億1600万香 港ドル(約113億円)と、前年同期の55億香港ドルから減少した。ブル ームバーグがまとめたアナリスト19人の予想平均は5億3870万香港ドル だった。売上高は1%増の994億香港ドル。

ジョン・スローサー最高経営責任者(CEO)がプロモーション運 賃(割引運賃)を導入したことにより、昨年の旅客数が5%増加した一 方で、ウォール街での人員削減が高額旅行需要の重しとなった。燃料費 の増加を受け、キャセイ航空はコストや能力の削減を進めている。エミ レーツ航空など中東の航空会社がアジア太平洋地域に進出していること で、競争も激化している。

交通銀行のアナリスト、ジェフリー・チェン氏は決算発表前、「7 -12月(下期)は夏休みやクリスマス休暇などのピークシーズンが需要 を押し上げた」と指摘。「米経済が改善しつつあるため、キャセイ航空 は特に長距離旅行市場で今年回復を見せる公算が大きい」との見通しを 示した。

原題:Cathay Pacific Profit Beats Estimates as Travel Demand Gains (1) (抜粋)

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