北米は天然ガス15%と原油5%を輸出へ、40年までに-エクソン

米石油最大手エクソンモービルは13 日、2040年までに北米で生産する天然ガスの15%、原油の5%を輸出に 回すことが可能になるとの見通しを明らかにした。同地域では生産が急 増する一方で、需要は失速している。

エクソンが同日公表したエネルギー見通しに関するリポートによれ ば、北米は25年ごろまでに純エネルギー輸出国となる見通し。10年には 原油の35%を輸入に依存していた。アジア太平洋地域では需要拡大に伴 い、40年までにエネルギー必要量全体の約40%を輸入が占める可能性が ある。

エクソンはリポートで、「北米では10-40年に原油など液体燃料の 生産が約40%増加する」と予想。一方、「全般の米エネルギー消費は徐 々に頭打ちとなり、10-40年に5%程度減少する見込みだ」と説明し た。

北米では技術の進歩により、オイルサンドやシェール(頁岩層)な どからの原油・ガス抽出が可能になっている。米国の原油生産は昨年11 月、月間ベースで20年ぶりに日量700万バレルを突破した。国際エネル ギー機関(IEA)は同月、米国の原油生産が今後10年間にサウジアラ ビアを超えるとの見通しを示していた。

原題:Exxon Sees North America Exporting 15% of Gas, 5% of Oil by 2040(抜粋)

--取材協力:Joe Carroll、Dan Murtaugh.

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