ドイツ銀:欧大陸の納税管理最高責任者も捜査対象-税法違反で

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行 では、二酸化炭素(CO2)排出権取引に絡む税法違反の疑いで、欧州 大陸の納税管理の最高責任者である経営幹部がフランクフルト検察当局 の捜査対象となっている。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

容疑者が公表されていないことを理由に関係者が匿名で語ったとこ ろでは、タックスコンプライアンス(税法順守)の責任者である経営幹 部が、付加価値税(VAT)の脱税容疑で捜査を受けている。連邦金融 監督庁(BaFin)もこの問題を調査しているという。

捜査当局は昨年12月、CO2排出権に絡む税法違反の疑いでドイツ 銀のフランクフルト本店に強制捜査に入り、5人の行員を逮捕した。検 察の捜査対象には、排出権のVATに関連する納税申告書に署名したユ ルゲン・フィッチェン共同最高経営責任者(CEO)とシュテファン・ クラウス最高財務責任者(CFO)も含まれている。

ドイツ銀の広報担当ロナルト・ワイヒェルト氏は、同行が検察当局 に協力しているとした上で、容疑者の特定につながる言及を避けた。納 税管理の責任者である経営幹部に電話と電子メールで取材を試みたが、 これまでのところ返答はない。検察当局は、ドイツ銀の一部行員が捜査 の過程で、司法妨害やマネーロンダリング(資金洗浄)ルールに違反す る行為を行っていなかったかについても調べを進めている。

原題:Deutsche Bank Top Tax Manager Said to Be CO2 Probe Suspect (2)(抜粋)

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