【個別銘柄】アルプス電や大正薬安い、パワービルダーは急伸

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

大正製薬ホールディングス(4581):前日比4.1%安の6390円。メ リルリンチ日本証券は投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」 に、目標株価を6800円から6400円に下げた。ドリンク剤「リポビタンシ リーズ」や発毛剤「リアップシリーズ」の売上高低迷でOTC医薬品事 業が振るわず、業績が市場予想を下回るリスクを指摘。2013年3月期の 連結営業利益予想を372億円から350億円に(会社計画365億円)、14年 3月期を386億円から342億円にそれぞれ減額した。

関電工(1942):5.3%安の412円。地中電線工事で談合を繰り返し ていた疑いで、同社に対しきょう、公正取引委員会による立ち入り検査 が入ったことが明らかになった。

アルプス電気(6770):2.8%安の616円。マッコーリー証券は12日 付で、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に下げ、目標株 価を570円とした。F2センサー搭載タッチパネルの主要スマートフォ ンへの採用が、15年3月期下期にずれ込む可能性を指摘。構造改革案の 発表を受けて株価は急伸したが、来期のコスト削減効果は約40億円にと どまる見込みとした。

大日本印刷(7912):2.4%高の938円。SMBC日興証券は12日付 で、目標株価を720円から1000円に引き上げた。投資判断は「アウトパ フォーム」を継続。エレクトロニクス関連製品の回復が加速していると し、業績予想を増額修正した。

ニコン(7731):3.2%高の2118円。販売戦略の見直しや生産合理 化などで、13年3月期末のカメラ事業の在庫を昨年末に比べ2割程度減 らす方針、と13日付の日本経済新聞朝刊が報道。好採算の新製品を拡販 できる体制を構築し、14年3月期のカメラ事業の営業利益率は10%台 (今期見通しは8%強)へ回復する可能性が高い、という。

一建設(3268):700円(17%)高の4745円でストップ高、上場来 高値を更新した。14年1月期の連結営業利益は前期比21%増の310億円 になる見通し、と12日に発表。在庫の確保が例年以上に順調、住宅購入 マインド改善なども期待できるとした。連想からパワビルダー銘柄に買 いが広がり、タクトホーム(8915)が11%高の14万3000円、 飯田産業 (8880)が13%高の1424円など。

東洋エンジニアリング(6330):6.9%高の467円。ロシアのタイフ 社が計画している同国での製油所近代化プロジェクトについて、詳細設 計と調達業務を受注したと発表した。米KBR社の技術を大型の重質残 油分解設備に適用、16年の完成を目指すとしている。

日本ペイント(4612):4.7%高の892円。シンガポールの塗料大手 ウットラムグループによる日本ペの持ち株比率引き上げなどで協議を開 始すると日本ペが12日に発表したことを受け、SMBC日興証券の竹内 忍シニアアナリストは同日付のリポートで、ウットラムとの協業体制を 裏付けとするアジア塗料事業をけん引役とした利益成長シナリオに変更 はない、との見方を示した。ウットラムは12日、日本ペに対する買収提 案を取り下げた。

ヤマハ発動機(7272):4%高の1263円。JPモルガン証は投資判 断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価を800円から1900 円に引き上げた。14年度ベースで業績、PERともにアップサイドが大 きいと指摘。インドネシア二輪シェアは13年がボトムの可能性があり、 マリン事業の持続的成長などでラグジュアリー製品の収益拡大期待も高 まっているとしている。

いちよし証券(8624):3.4%高の1072円。13年3月期の期末配当 予定額を1株20円にする、と13日午前11時半に発表した。配当性向40% 程度を配当基準に採用したという。前期末と比べ10円の増配。

積水ハウス(1928):1%高の1251円。ドイツ証券が12日付で、目 標株価を1250円から1550円に引き上げた。投資判断は「買い」を継 続。14年1月期の連結営業利益予想を895億円から1105億円に増額(会 社計画は1100億円)、15年1月期は1125億円と試算した。住宅事業とい う原点に戻る時、同社の評価は高まるであろうと分析。

JCU(4975):11%高の4550円。大和証券は12日付で、新規に投 資判断を「1(買い)」、目標株価5500円に設定した。アジアでのモバ イル端末の裾野拡大の恩恵を受けうる注目銘柄とレポートに記述。モバ イル端末用プリント配線板向けビアフィルめっき薬品の伸長で、過去最 高益の更新が視野に入るとしている。

オイシックス(3182):東京証券取引所のマザーズ市場にきょう新 規株式公開(IPO)した。終日買い気配が続き、公開価格(1200円) の2.3倍となる2760円で買い気配のまま、上場初日の取引を終えた。同 社は1997年の設立。コンサルタント会社のマッキンゼー・アンド・カン パニー出身の現社長、高島宏平氏が創業した。インターネットの食品販 売サイト「Oisix」で有機野菜や果物、加工食品などを販売する。13年 3月期の単独純利益は前期比22%増の4億400万円を計画。

ソフトマックス(3671):東証マザーズ市場に前日新規上場し、2 日目のきょう午後、公開価格(1300円)の4.2倍となる5510円で初値を 付けた。終値は4800円。同社は、病院向けに電子カルテや医事会計など 医療情報システムの開発、販売、保守までを一貫して手掛ける。13年12 月期の単独純利益は前期比53%増の2億4100万円を計画。

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