キプロス支援は決められた手順を踏んで-ドイツ首相側近

キプロスが国際社会から救済を受け られるのは、それ以外の金融支援をすべて利用し尽しても足りない場合 のみだとの認識を、ドイツのメルケル首相の側近が示した。

独与党キリスト教民主同盟(CDU)の幹部、ミヒャエル・マイス ター氏は電子メールで、「支援実施までには、明確かつ合意された物事 の順番というものがある」とし、「キプロスへの国際支援を検討するに あたっては、まずユーロ圏にとってシステミックな重要性があるかどう かがポイントになる。われわれが別の質問をする前にキプロスはまず、 重要性があるということを納得のいく理由を挙げて証明しなければなら ない」と続けた。

マイスター氏はキプロス政府が必要な基準を達成すれば、欧州中央 銀行(ECB)と国際通貨基金(IMF)、欧州委員会で構成するトロ イカが合意の上で覚書の草案を提示しなければならないと付け加え、 「この草案において、IMFの参加は極めて重要だ」と言明した。

キプロスで大統領選挙が行われ、ドイツでは複数の当局者らがユー ロ圏におけるキプロス経済の重要性を疑問視したことから、同国の救済 をめぐる交渉は9カ月に及んでいる。キプロスの国内総生産(GDP) はユーロ圏全体の0.2%にすぎない。

ブリュッセルで14日に始まる欧州連合(EU)首脳会議では、175 億ユーロ(約2兆1800億円)規模と試算されるキプロス支援パッケージ の議論がヤマ場を迎える可能性がある。同国のアナスタシアディス新大 統領にとってはEUサミット初舞台となる。

原題:Germany Sees Sequence for Cyprus Aid, Merkel Ally Says (Correct)(抜粋)

--取材協力:Georgios Georgiou、Rebecca Christie、Sandrine Rastello.

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