ソフトマックス初値は4.2倍、06年12月来上昇率-上場2日目

前日に東京証券取引所のマザーズ市 場に新規株式公開(IPO)し、上場初日を買い気配で終えていたソフ トマックス株が2日目の午後、ようやく初値を形成した。公開価格 の1300円に対し、4.2倍となる5510円。初値上昇率は、2006年12月に株 式公開したeBASEの6.4倍以来の大きさに達した。

同社は1974年1月の設立で、本社を東京都中央区、本店を鹿児島県 鹿児島市に置く。病院向けに電子カルテや医事会計など医療情報システ ムの開発、販売、保守までを一貫して手掛ける。

13年12月期の単独業績見通しは、売上高が前期比9%増の41億円、 純利益は同53%増の2億4100万円。1株純利益は129円74銭を見込み、 公開価格に基づき算出した予想PERは10倍。年間配当金は40円を計 画、公開価格ベースの予想配当利回りは3.1%となる。

IPOに伴う公募株数は30万株、売り出しは27万5000株(オーバー アロットメントによる追加売り出し7万5000株を含む)。主幹事は野村 証券が務める。

いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長は、約1カ月ぶりの IPO案件だったほか、市場からの資金吸収額が約7億5000万円と小さ く、「株式需給的に買いが集まりやすい」と指摘。足元の業績が好調な ことや、「ウェブ上で電子カルテの取り扱いが可能といった、同業他社 との差別化をできている点も評価ポイント」とも話していた。

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