イタリア国債入札:落札利回り上昇-フィッチの格下げ後

イタリア政府が13日に実施した国債 入札では、借り入れコストが上昇した。国債の入札はフィッチ・レーテ ィングスによる格下げ後、これが初回だった。

33億2000万ユーロ(約4130億円)相当の2015年償還債の落札利回り は2.48%と、2月13日の入札時の2.3%を上回って昨年12月以来の高水 準。20億ユーロの28年償還債の利回りは4.9%。1月15日に銀行団を通 じて発行した際は4.805%だった。

3年債の応札倍率は1.28倍(2月は1.37倍)。17、18年償還の変動 利付債、計16億7000万ユーロも発行した。発行額は合計で69億9000万ユ ーロと、目標上限の72億5000万ユーロを下回った。

フィッチは先週末にイタリアの信用格付けを1段階引き下げ 「BBB+」とした。2月の総選挙で明確な与党勢力が生まれず、リセ ッション(景気後退)や欧州債務危機への対応能力が損なわれるとの懸 念が理由。

ファビオ・フォイス氏らバークレイズのエコノミストは12日のリポ ートで「イタリアに関する市場センチメントは政治的危機、さらにはイ タリアの財政再建・構造改革の信頼性をめぐる市場の見方に同国の政治 家がどう対応するかにかかっている」と記していた。

入札後のローマ時間午前11時25分現在、イタリア10年債利回りは前 日比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.65%。前日 の1年物証券入札でも、落札利回りが昨年12月以来の水準に上昇してい た。

原題:Italy’s Borrowing Costs Rise at Bond Auction After Downgrade(抜粋)

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